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介護施設の申し送りノートをデジタル化|伝え漏れを防ぐテンプレートと運用方法

介護施設の申し送りを紙ノートからデジタルに移行するメリットと、すぐに使えるテンプレート、スタッフ全員に定着させる運用方法を解説します。

2026年3月27日11 分
介護申し送り介護施設デジタル化テンプレート

「夜勤帯に利用者さんの体調が変わったのに、日勤スタッフに伝わっていなかった」——介護施設で働く方なら、申し送りの伝え漏れがヒヤリとする場面を経験したことがあるのではないでしょうか。

介護施設の申し送りは、利用者の安全とケアの質を支える生命線です。しかし、紙のノートや口頭での申し送りには限界があり、情報が抜け落ちるリスクが常に存在します。

本記事では、介護施設の申し送りをデジタル化するメリットと、すぐに使えるテンプレート、スタッフ全員に定着させる方法を解説します。

紙の申し送りノートが抱える問題

読みにくさと情報の抜け漏れ

手書きの申し送りノートは、書く人によって字のきれいさも書く量もバラバラです。急いで書いた走り書きが読めない、重要な情報が他の内容に埋もれて見落とされる、といった問題が日常的に起こります。

過去の記録を振り返れない

紙のノートは時系列で書かれていくため、特定の利用者の過去の体調変化を追いかけるのが困難です。「先週の月曜日に何があったか」を確認するために、何ページもめくって探す必要があります。

同時に複数人が見られない

紙のノートは物理的に1冊しかないため、複数のスタッフが同時に確認することができません。申し送りの時間帯にノートが回し読みになり、全員が確認し終わるまで時間がかかります。

リモートから確認できない

訪問介護のスタッフや、施設外にいる管理者が申し送り内容を確認したいとき、紙のノートでは対応できません。電話で内容を読み上げてもらう、という非効率な方法に頼ることになります。

デジタル化で変わる申し送りの質

伝え漏れの防止

テンプレートを使えば、記録すべき項目が明確になります。「体調変化」「服薬状況」「ご家族への連絡事項」など、項目ごとに記入欄があるため、書き忘れが起こりにくくなります。

利用者ごとの経過が一目でわかる

デジタルなら、利用者の名前で検索するだけで、過去の申し送り内容を時系列で確認できます。体調の変化の傾向や、ケアの効果を客観的に把握できるため、より的確なケアプランの見直しにつながります。

いつでもどこでもアクセスできる

スマートフォンやタブレットから申し送りを確認・記入できるため、場所を選びません。夜勤明けのスタッフが帰宅後に追記したり、管理者が外出先から状況を確認したりすることも可能です。

複数人が同時に閲覧・記入できる

デジタルなら、複数のスタッフが同時に申し送りを読むことができます。シフト交替時の待ち時間がなくなり、効率的に情報を共有できます。

介護施設向け申し送りテンプレート

基本の申し送り項目

申し送りテンプレートに含めるべき項目は以下の通りです。

  1. 日時・シフト帯 — 記録した日付と時間帯(早番・日勤・遅番・夜勤)
  2. 記録者 — 誰が記録したか
  3. 利用者の体調 — バイタルサイン、体調の変化、気になる症状
  4. 食事・水分摂取 — 摂取量、食欲の変化、嚥下の状態
  5. 服薬状況 — 服薬の有無、服薬時の様子、副作用の兆候
  6. 排泄 — 回数、量、性状の変化
  7. 活動・行動 — 日中の過ごし方、レクリエーションへの参加状況、転倒リスクの有無
  8. ご家族との連絡 — 面会の有無、電話連絡の内容、ご家族からの要望
  9. 次シフトへの依頼事項 — 観察のポイント、医師への報告事項、特別な対応が必要なこと

テンプレート活用のポイント

  • 出来事があったらすぐ記録する — シフト終わりにまとめて書こうとすると、細かい情報が抜け落ちる
  • 客観的な事実を書く — 「元気がなかった」ではなく「声かけへの反応が普段より鈍く、食事摂取量が通常の半分程度」のように具体的に記録する
  • 次のスタッフが何をすべきか明記する — 「引き続き観察」だけでなく、何をどのタイミングで確認してほしいかを具体的に書く

AI検索で申し送りの活用度を上げる

蓄積された申し送りデータは、日々のケアだけでなく、中長期的なケアの改善にも活用できます。

AI検索を使えば、「田中さんの先週の食事摂取量」「夜間に転倒リスクがあった利用者」のように、自然な言葉で過去の記録を横断的に検索できます。

ケアプランの見直しや、家族への状況報告の準備にも、蓄積された申し送りデータが力を発揮します。紙のノートでは不可能だった「データとしての活用」が、デジタル化によって実現します。

デジタル化を始めるときのステップ

ステップ1:テンプレートを作成する

まずは施設の申し送りで必要な項目をリストアップし、テンプレートを作成します。既存の紙ノートで実際に書かれている項目をベースにすると、移行がスムーズです。

ステップ2:1フロア・1ユニットから始める

施設全体で一斉に切り替えるのではなく、まずは1つのフロアやユニットで試験運用しましょう。使ってみて初めてわかる改善点があります。

ステップ3:タブレットやスマホを用意する

現場で手軽に入力できる端末があることが、定着の鍵です。パソコンの前に座らないと書けない状態では、紙のノートに逆戻りしてしまいます。

ステップ4:全体に展開する

試験運用で得たフィードバックをテンプレートに反映させてから、施設全体に展開します。先行したフロアのスタッフが他のフロアのスタッフに教える形にすると、自然と浸透します。

まとめ:申し送りの質がケアの質を決める

介護施設の申し送りをデジタル化するポイントをまとめます。

  1. 紙のノートの限界(読みにくさ・検索できない・同時閲覧できない)をデジタル化で解消する
  2. テンプレートで記録項目を統一し、伝え漏れを防ぐ
  3. 客観的な事実と、次のスタッフへの具体的な依頼事項を記録する
  4. AI検索で過去の記録を活用し、ケアの質を向上させる

申し送りの質は、そのままケアの質に直結します。デジタル化で情報の確実な伝達を実現し、利用者に安心を届けましょう。

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